IT未経験の地方企業社会人がITパスポート(IP)を受験した理由

IT未経験の30代会社員の私(watashi)

ITパスポート挑戦日記 トピック


「ITパスポート挑戦日記」は、IT未経験の社会人の私がこれからの働き方に備えるためITパスポート(IP)の受験を目指した理由と受験までの取り組み、ITパスポートの勉強方法と受験計画をまとめてみたページです。

私(watashi)は、読者さんご自身に近いかもしれませんし、身近な誰かに近いかもしれません。

ごくごく平凡で、どこにでもいる社会人。

読者さんに身近な立場で、お役に立てる情勢をお届けできればと思います。

IT未経験の社会人の私(watashi)


ITパスポート(IP)の資格を目標にされている読者の方にとって、私(watashi)がどんな働き方をしているかは勉強方法を読んでいただく上で必要な情報のはずですよね。

地方企業で働くIT未経験の私(watashi)

私(watashi)は、首都圏から離れた地方の中核都市圏で働く30代の会社員です。
勤務先は、従業員数が100人前後で技術職と営業職を兼ねた業務内容。
気になる年収は、平均年収程度で裕福な暮らしはできませんが、暮している上で困らない程度です。
業務内容や立場を細かく書いてしまうと、いわゆる「身バレ」になってしまうので、私(watashi)の紹介はこの程度にさせていただきます。


地方の中小企業はまだまだ紙と対面対応

首都圏の大手企業や、小規模でもIT機器を活用したデジタル化を進めている企業で働いている方は驚かれるかもしれませんが、地方の中小企業は「紙と対面対応」が主流の働き方が続いています。
もちろん、企業のWebサイトはあり、お客様とメールでのやり取りはできますが、まだまだ電話・対面・書類のやり取りがほとんどを占めています。
私(watashi)の勤務先だけではないことは、他の企業の会社員の方に聞いても同じ答えが返ってくるからです。


コロナ禍と収入減


デジタル化が進まない地方企業に訪れたのは、2年以上続いたコロナ禍でした。

コロナ禍の到来

2020年から続いた新型コロナウイルスの流行によって、緊急事態宣言や外出自粛、感染対策の徹底など世の中は多くの変化が求められました。
世界経済への影響は、2024年までで12.5兆ドル(約1712兆5000億円)とされ、日本国内では2021年1月から2022年6月時点で27兆9千億円以上。
特に産業別では、サービス業の経済損失は約13兆円と発表されています。

参照:コロナによる経済損失、12.5兆ドル上回る見通し=IMF専務理事 | ロイター
【新聞掲載記事】コロナ経済損失27.9兆円 20~21年、金大グループが全国推計 - 金沢大学先端観光科学研究所 | The Frontier Institute of Tourism Sciences Kanazawa University


収入減と社会の変化

この経済損失は、収入源という形で働く世代に影響します。
私(watashi)の勤務先も含めて、知り合いの勤務先、取引先で人員削減や給与カットが行われ、見聞きした人のほとんどは収入減に悩まされました。
幸い失業は免れた私(watashi)も、業績悪化分のボーナスと手当のカットによって年収は下がってしまいます。
コロナ前から実感していたことですが、会社員という働き方は現代ではとても不安定な働き方ということを実体験しました。
安定して働くためには、広い業界で通用する知識と技術の必要性を改めて実感したんです。



これからのIT化に必要なITパスポート


コロナ禍でも、順調に業績を伸ばしていたのは、IT業界でした。
また、元々オンラインの働き方をされていた方は、緊急事態宣言や外出自粛の影響が他の業界に比べて少なかったのも明らかなことです。
全くIT経験のない会社員の私(watashi)が、すぐに働き方を身につけることはできませんが、これからの働き方に備える必要はあります。
そこで挑戦したのが、ITパスポート(IP)の資格です。

ITパスポート(IP)

ITパスポート(IP)は、経済産業省が認定する情報処理技術者試験に含まれる国家資格です。
経営戦略のストラテジ系、経営管理のマネジメント系、コンピューター関連技術のテクノロジ系の3つの分野から100問出題され、社会人の合格率は55%と挑戦するには丁度いい難易度に思えました。
合格者の内訳もIT系社会人の合格率52.6%、非IT系社会人の合格率55.4%と大きな差はなく、非IT系社会人の私(watashi)でも勉強次第で合格が狙える資格といえます。


ビジネスの基礎をふりかえる

ITパスポートの出題範囲はコンピューターやIT技術に関するものだけではなく、経営やビジネスの仕組みも含まれ、「ITを活用するすべての社会人」に役立つ資格とされています。
勤務先の業界関連の研修会や資格に偏っていた働き方の知識、特に最近のビジネスの基礎をふりかえることもでき、知識のアップロードにもぴったりです。


在宅ワークができる資格を身につける


こうしてWebサイトで情報を発信している今、私(watashi)はITパスポート試験に合格しています。
もちろん、ITパスポートの資格だけでできることはほとんどなく、職場の部署で効率化に役立つ企画を提案できる程度です。
次は、在宅ワークができる技術の資格を目指したくもあります。

基本情報技術者(FE)

基本情報技術者(FE)は、ITパスポートの上位のレベルに位置づけられる情報処理技術者試験の国家資格です。
プログラマーシステムエンジニアなど、ICT関連企業や部門に勤めている人のうちシステム開発の経験が浅い人、あるいは今後それらに従事しようとする人が目標にする試験で、合格率は20〜30%とされています。
同じような勉強方法と時間で合格できるかは、自身が持てません。


Webデザイン技能検定

Webデザイン技能検定は、Webサイトの運営とデザインに関する技術が身につく、1級から3級までの資格です。
IT初心者の私(watashi)が目指す3級の合格率は60%と、こちらは勉強次第で合格が狙える資格といえるでしょう。



ITパスポート(IP)を受験した理由のまとめ


IT未経験の30代会社員の私(watashi)は、これからの働き方に備えるためITパスポート(IP)を受験しました。
勉強方法や模擬試験の結果は、改めて更新させていただきます。
私(watashi)はIT未経験のデジタル化が進まない地方企業の会社員ですので、同じような環境の方でITパスポート試験の受験を控えた方の励みになれば幸いと思います。



↑2023年開設ブログのグループです

にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村