ITパスポート試験のテクノロジ系とは?用語の意味と出題範囲

テクノロジー系の分野と出題範囲

ITパスポート テクノロジ系の出題範囲


「ITパスポートについて」のページは、ITパスポート(IP,Iパス)とはどんな資格かを紹介させていただくページです。

今回は、ITパスポート試験で出題される3つの分野のお話です。

ITパスポート試験では、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系と3つの分野から試験問題が出題されます。

今回は、コンピュータ技術と通信技術全般に関するテクノロジ系についてまとめてみました。

テクノロジーとは?コンピューター関連技術全般


テクノロジーは、ニュース番組やニュースサイトを見ていると1日に1回は目にする用語です。
おおよそ、最新技術という意味は多くの方どうしで伝わりますが、改めてテクノロジーの意味を確認してみます。
 

テクノロジーの意味
ITパスポート テクノロジーとは?

テクノロジー(英語: technology)とは、「特定の分野における知識の実用化、それにによってもたらされる能力」と定義されています。
主に科学技術に裏付けされた工学、生物学と広い意味で使われています。
ITの分野では、ITという用語そのものが情報技術(IT,英: information technology)の略語として定着しているため、コンピューターの機器の技術、ソフトウェアや通信技術全般をテクノロジー
テクノロジーに含まれる情報通信技術(ICT,英: Information and Communications Technology)の中でも、データ処理や通信技術をITと呼んでいます。


ITパスポートでのテクノロジ系
ITパスポート テクノロジ系とは?

ITパスポート(IP)でのテクノロジーは、コンピューターの機器の技術、ソフトウェアや通信技術全般を含む情報技術という意味で使われています。
合計100問出題されるITパスポート試験の中で、パソコンの部品の性能やソフトウェアの仕組み、データベースなどの情報処理や通信技術はテクノロジ系と呼ばれ、40問が出題される中心的な分野です。



テクノロジ系の3つの分野と大切なネットワークとセキュリティ

テクノロジ系の分野


ITパスポート(IP)では、テクノロジ系の3つの分野から合計40問の問題が出題されます。

テクノロジ系の分野

テクノロジ系は、「1.基礎理論」「2.コンピューターシステム」「3.技術要素」の3つの分野に分かれています。
問題数は分野ごとに違いがあり、「1.基礎理論」は1〜3問、「2.コンピューターシステム」は8〜9問、「3.技術要素」は33問前後、合わせて40問が出題されます。



テクノロジ系で大切な内容はネットワークとセキュリティ

ITパスポート試験のテクノロジーの分野は、 40問と問題数も多いことから、幅広い内容が出題されます。
全ての範囲を勉強しておくことが必要で、特にネットワークとセキュリティは出題される頻度も多く、情報処理技術者試験全般で強化されている大切な内容です。


ITパスポート試験最大のテクノロジ系の出題範囲


ITパスポート試験のテクノロジ系は、「1.基礎理論」は1〜3問、「2.コンピューターシステム」は8〜9問、「3.技術要素」の3つの分野に分かれていて、特にネットワークとセキュリティは合わせて覚えておくと得点につながりやすい内容です。

1.基礎理論
テクノロジ系 1.基礎理論

情報理論
②計算機科学に関する基礎理論
アルゴリズムとプログラミング

「1.基礎理論」は、①情報理論②計算機科学に関する基礎理論③アルゴリズムとプログラミングから1〜3問が出題されています。
情報理論では、ビット数とバイト数で知られている情報量についての内容です。
②計算機科学に関する基礎理論は、画素数からデータ処理の速度まで幅広い内容が含まれますが、ITパスポート試験では画像ファイルの容量の大きさの違いについての知識を問う問題が出題されることがあります。
アルゴリズムとプログラミングは、
2023年のiパス6.0(シラバス6.0)から、擬似言語と呼ばれるプログラミング言語の問題が追加されています。
プログラミング言語といっても、どのような使われ方をしているかの特徴を解答する問題ですので、種類と使われ方を押さえておくと焦ることなく解答することができるはずですよ。


2.コンピューターシステム
テクノロジ系 2.コンピュータシステム

①コンピュータ構成要素
②システム構成要素(システムアーキテクチャ
③ソフトウェア
④ハードウェア

「2.コンピューターシステム」は、①コンピュータ構成要素②システム構成要素(システムアーキテクチャ)③ソフトウェア④ハードウェアから8〜9問が出題されています。
①コンピュータ構成要素では、CPUやメモリの種類と役割の知識が問われる内容です。
②システム構成要素は、サーバーの役割と特徴が出題範囲に含まれています。
③ソフトウェアでは、WindowsiOSのようなコンピューターを動かすOS(Operation System)、Androidのように公開されているソフトをユーザーが無料で利用できるOSS(Open Source Software)の種類を覚える必要がある分野です。
④ハードウェアは、①コンピュータ構成要素と似た内容で、主にパソコンの部品の役割の知識が問われる内容です。


3.技術要素
テクノロジ系 3.技術要素

①ヒューマンインタフェース
②マルチメディア
③データベース
④ネットワーク
⑤セキュリティ

「3.技術要素」は、①ヒューマンインタフェース②マルチメディア③データベース④ネットワーク⑤セキュリティと幅広い内容から33問前後が出題されるITパスポート試験の約1/3を占める分野です。
新しい技術の内容が追加されやすい分野で、
2019年のiパス4.0(シラバス4.0)から、AI、ビッグデータ、IoTなど新技術の問題が大幅に増えています。
2022年のiパス5.0(シラバス5.0)からは、数理・データサイエンス・AIに関する出題が強化され、特にAIの種類が含まれる最新の分野です。
出題される頻度と問題数が多いのは、④ネットワークと⑤セキュリティの内容です。
インターネットの接続の仕組みと、そこで使われるセキュリティ技術を合わせて覚えておくと、得点につながりやすいですよ。



ITパスポートのテクノロジ系のまとめ

テクノロジ系のまとめ

テクノロジーとはコンピューターの機器の技術、ソフトウェアや通信技術全般として使われる用語です。
ITパスポート(IP)でも、コンピューター関連技術全般の意味で使われ、「1.基礎理論」「2.コンピューターシステム」「3.技術要素」の3つの分野はテクノロジ系と呼ばれています。
特にインターネットの接続の仕組みのネットワーク、そしてネットワークのセキュリティの内容は、それぞれが対応しているため覚えておくと得点につながりやすいですよ。




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