マネジメント系の分野と出題範囲
「ITパスポートについて」のページは、ITパスポート(IP,Iパス)とはどんな資格かを紹介させていただくページです。
今回は、ITパスポート試験で出題される3つの分野のお話です。
ITパスポート試験では、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系と3つの分野から試験問題が出題されます。
今回は、経営管理に関するマネジメント系についてまとめてみました。
マネジメントとは?ITパスポートではシステムを管理するビジネス用語
マネジメントとは?どのような意味で使われているのではないでしょう。
まず、単語の意味とITパスポートでの使われ方をまとめてみます。
マネジメント系の3つの分野と大切な内容
経営管理の知識が問われるマネジメント系は、3つの分野から合計20問前後が出題されます。
大切とされているのは、システムに関する用語です。
マネジメント系の3つの分野
マネジメント系は「1.開発技術」「2.プロジェクトマネジメント」「3.システムマネジメント」の3つの分野に分かれています。
ストラテジ系の分野は、「1.企業と法務」
それぞれ5〜10問前後、合計20問程度とテクノロジ系・ストラテジ系に比べて少ない問題数ですが、基本的な内容を押さえておくと得点につながりやすい分野です。
マネジメント系で大切なシステムに関する用語
マネジメント系では、「システム○○」という内容の問題が多く出題されます。
システム(英: system)には「構造・まとまり、仕組み」という抽象的な意味があります。
ITパスポートのマネジメント系では、コンピュータ、ソフトウェア、通信ネットワーク、データなどの要素を組み合わせ「機能を持ったひとまとまりの仕組み」という意味で使われています。
マネジメント系で大切な内容に、「3.システムマネジメント」で出題されるサービスマネジメントシステム、「1.開発技術」のシステム開発があり、似通った「システム○○」という用語を混同しないで覚えておきたいですね。
ITパスポート試験のマネジメント系の出題範囲
ITパスポート試験のマネジメント系は、「1.開発技術」「2.プロジェクトマネジメント」「3.システムマネジメント」の3つの分野に分かれていて、システム開発とITサービスマネジメントが頻度の高い出題範囲です。
1.開発技術
①システム開発
②ソフトウェア開発管理技術
「1.開発技術」の分野は、①システム開発
と②ソフトウェア開発管理技術合わせて5〜8問が出題されます。
①システム開発では、開発モデルと呼ばれる開発から運用までの流れと、システムテストと呼ばれる性能チェックの方法が合わせて出題されます。
まずは、開発モデルでシステム開発の流れを覚え、どの段階でどんなテストを行うのかを覚えておきたいですね。
②ソフトウェア開発管理技術では、ソフトウェアをどんな方法で開発するのかの考え方は押さえておきたい内容です。
特に近年主流のオブジェクト指向に関する用語は、他の問題の選択肢でも出題されやすい内容です。
2.プロジェクトマネジメント
「2.プロジェクトマネジメント」は、ビジネスの目標達成のための作業を管理する知識が問われる分野です。
作業構成を図解したWBS、ガントチャートやPERT図などの特徴や使い方を問う問題が6〜9問出題されています。
3.システムマネジメント
①サービスマネジメント
②システム監査
「3.システムマネジメント」は、①サービスマネジメントと②システム監査から8〜15問出題されます。
特に①サービスマネジメントでは、ITサービスの方法と成功例がまとめられたITIL(アイティル、英:Information Technology Infrastructure Library)について必ずといってもいいほど出題されています。
また、サービスマネジメントシステム(ITSMS)はITサービス全般が含まれる広い知識が問われる内容です。
どちらも略語の意味、仕組みは図解などで幅広く覚えておきたい内容です。
ITパスポートのマネジメント系のまとめ
マネジメントは、現代では経営管理というビジネス用語として使われています。
ITパスポートでも、ビジネス用語と同じ意味で使われ、「1.開発技術」「2.プロジェクトマネジメント」「3.システムマネジメント」の3つの分野はマネジメント系と呼ばれています。
特にシステム開発の開発モデル、サービスマネジメントのITITIL(アイティル)は略語の意味と仕組みを正確に覚えておくと得点につながりやすいですよ。
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