アジャイルモデルとは?

アジャイルモデルはスピードと柔軟性が重視された最新の開発方法

ITパスポート用語集ストラテジ系

ITパスポート試験の中でも、ストラテジ系の「3.システム戦略」が含まれるシステム企画の分野は4〜10問と出題範囲の多い内容です。
システム企画の用語は概念のような抽象的な考え方の出題ですが、システム開発プロセスに関連する用語は、テクノロジ系にも関係する具体的な方法が含まれています。

ITパスポート用語集 ストラテジ系  システム戦略

ITパスポート用語集では、システム開発モデルの中でも最新のアジャイルモデルをまとめさせていただきます。

アジャイルモデルの定義

アジャイルモデル

アジャイルモデルは、システム開発モデルの1つで、スピードと柔軟性が重視された最新の開発方法です。
アジャイルagile)には「素早い」という意味があり、システム開発プロセスの、①要件定義、②設計(外部・内部設計)、③プログラミング(コーディング)、④テスト、⑤運用・保守を小さな単位で完成させ、テストを繰り返しシステム全体の開発を目指します。

参考:『改訂2版 この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集』丸山紀代 p138〜p139

アジャイルモデルは小さな単位で開発とテストを繰り返す、メリットとデメリットは?

アジャイルモデルの特徴

アジャイルモデルは、システム開発プロセスの小さな単位を完成させテストを行う作業を繰り返します。
仕様書などのドキュメントよりも、実際に動かすことができるソフトウェアの開発を優先するため、ユーザーのニーズを捉えやすいとされています。

アジャイルモデルのメリット

アジャイルモデルのメリットは、小さな単位で開発を完了させるため、手戻り作業のリクスが抑えられるメリットがあります。
結果、ユーザーの希望による仕様変更を繰り返し、完成するまでの開発工程を小さくまとめる分、リリースまでの期間が短くできることが特徴です。

アジャイルモデルのデメリット

アジャイルモデル特有のデメリットというものはありません。
ユーザーの希望や使用感を反映させる方法のため、開発側とユーザー側双方に具体的なコミュニケーション力が求められます。



アジャイルモデルのまとめ

アジャイルモデルは、システム開発プロセスの小さな単位を完成させテストを行う作業を繰り返す方法です。
仕様変更は当たり前と考え、各プロセス毎にユーザーの希望を確認するため、リリースまでの期間が短くできる大きなメリットがあります。
特に、仕様変更を前提としたWebサービスやゲームアプリなどのシステム開発に適した開発手法とされています。




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