システム開発モデルとは？ - リザーブスキル、ITパスポートと少々の統計学

システム開発モデルの7つの代表的な開発モデル

ITパスポート試験の中でも、ストラテジ系の「3.システム戦略」が含まれるシステム企画の分野は4〜10問と出題範囲の多い内容です。
システム企画の用語は概念のような抽象的な考え方の出題ですが、システム開発プロセスに関連する用語は、テクノロジ系にも関係する具体的な方法が含まれています。

今回のITパスポート用語集では、システム開発モデルの7つのモデルをまとめさせていただきます。

システム開発モデルの7つの代表的な開発モデル

システム開発モデルの定義

システム開発モデルは、システム開発を進めるためのいくつかのパターンです。

参考:『改訂2版この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポートテキスト&問題集』丸山紀代　p136〜p139

システム開発モデルがある理由と7種類の代表選手

システム開発モデルがいつくもあるのは、それぞれのモデルにメリットとデメリットがあり、システム開発そのものがビジネスで成り立つためです。

システム開発モデルがある理由

システム開発は手法によって、開発工程が大きく変化します。
ビジネスの業界の基本、「最小工程」で「最大利益」を上げるため要件定義で求められる性能の他に、納期や予算も含めて適切な方法を選択する必要があります。

システム開発モデルの7種類の代表選手

システム開発モデルには、定番の「ウォータフォールモデル」、柔軟な対応ができる「スパイラルモデル」、試作品が既にある「プロトタイピングモデル」、自動化された「RAD（ラッド）」開発側と運用側の共同開発「DevOps（デブオプス）」、完成したプログラムを使う「リバースエンジニアリング」、新しい方法の「アジャイルモデル」の7種類があります。

システム開発モデルのまとめ

システム開発モデルは、要件定義で求められる性能と納期や予算を比較しできるだけコストを少なくシステム開発を行うために選択されます。
「ウォータフォールモデル」「スパイラルモデル」「プロトタイピングモデル」「RAD（Rabbit Application Development）
」「DevOps（Development Operations」「リバースエンジニアリング」「アジャイルモデル」の7つが代表的なシステム開発モデルです。