IT知識別、ITパスポートの勉強時間の目安
「ITパスポートについて」のページは、ITパスポート(IP,Iパス)とはどんな資格かを紹介させていただくページです。
今回は、実践的な勉強時間のお話です。
ITパスポート試験は、受験される方のIT知識によって、勉強時間に大きな違いがあるとされています。
今回は、私を例に勉強時間についてまとめてみましたよ。
ITパスポートの勉強時間の目安は?
ITパスポート(IP)の勉強時間は、100〜180時間に当てはまる時間が目安として紹介されています。
私自身の勉強時間も100〜180時間に当てはまり、合格者の方の実話もほとんどの方が当てはまっています。
大手通信講座の勉強時間の目安
多くのITパスポート試験の情報サイトでは、勉強時間の目安が書かれていて、私も受験前に参考にさせていただきました。
中でも、多くの利用者のデータを分析している大手通信講座の情報は、実際の勉強時間に当てはまり、信頼できる勉強時間の目安でした。
ITパスポートの勉強時間は100〜180時間
大手通信講座の発表では、ITパスポートの勉強時間は100〜180時間とされています。
勉強時間の目安は、受験者の「IT知識」で変わり、コンピューターの仕組みやネットワークなど情報処理に関する基本的なIT知識を身につけた方は100時間程度が目安。
ITパスポートの勉強を始めるまで、IT知識が身近ではない方は150〜180時間程度が勉強時間の目安になります。
ユーキャン
ITパスポート試験とは?難易度・合格率や必要な勉強時間・試験日まで解説|生涯学習のユーキャン
資格の学校TAC
ITパスポート試験の合格に必要な勉強時間は?ケース別に詳しく解説!|情報処理|資格の学校TAC[タック]
試験の難易度は「IT知識」で変わる?
大手通信講座、ITパスポート試験の模擬試験を配信するサイトでは情報処理に関する基本的な「IT知識」で試験の難易度が変わるとされています。
ITパスポート試験では、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3つの分野から問題が出題されます。
コンピューターの仕組みやネットワークなど、情報処理に関する分野のテクノロジ系は45問前後が出題され、「DNS」など英語の略語や「非武装エリア」のような専門用語で問題が出題されたり、参考書の解説に書かれていたりします。
基本的な「IT知識」とは、「IT用語を理解している数」ともいえます。
普段の仕事でビジネスモデルに触れているかも勉強時間に影響
また、プロジェクトマネジメントやサービスマネジメントのマネジメント系からは20問前後。
経営戦略や企業と法務、システム戦略を含むストラテジ系は35問程度出題されます。
どちらも、経済学部の学生さんが学ぶ内容で、大手企業の企業研修で学ぶ内容でもあります。
ITパスポート試験の合格率の発表では、「IT企業と非IT企業」の合格率は非IT企業が高い結果でしたが、「勤務先の従業員数」が多い受験者の方ほど合格率が高くなっていました。
普段の仕事で、経済学部の講義や企業研修で学ぶ内容が身近なほど効率よく勉強が進むといえるのではないでしょうか。
IT知識のない社会人の私の勉強時間は120時間
さて、私は「IT知識」の無い、「非IT企業」で「従業員数300人未満」の地方企業に勤務する社会人です。
そんな私が、ITパスポート(IP)に合格するまでの勉強時間は120時間でした。
120時間(1日20〜30分×360日)
ITパスポート試験を目指した頃から、スキマ時間を利用した1日20〜30分の勉強時間で1年程度の時間をかける予定でした。
1日20〜30分といっても、忙しい日は10分のことも、30分勉強できた日もあります。
中間の20分を1日の勉強時間として、参考書を読み始めてから360日後に受験したため、勉強時間の合計は120時間でした。
参考書を読み終えるまで8時間(1日20〜30分×24日)
「IT知識」の無い私は、見開き2ページの1/4がイラストや図解のわかりやすい参考書でも読み終えるまで合計8時間かかりました。
8時間というと数日で読めそうと思われるかもしれませんが、1日20〜30分で24日でして。
ITパスポート試験の情報サイトに書かれているように、IT用語を調べながらでは読み進めるだけでも時間が必要です。
「最短10時間」は「元々合格できる人」
ITパスポート試験の合格情報では、「最短10時間」「Web動画を見ただけ」と驚きの合格秘話を見かけます。
実際に受験してみた実感では、最短10時間やWeb動画を見ただけで簡単に合格された方は「元々合格できる人」と思ってもいいはずです。
まずは、無料サイトの模擬試験だけでも挑戦してからの方が安心できます。
ITパスポートの勉強時間のまとめ
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ITパスポート(IP)の勉強時間の目安は、100〜180時間が現実的です。
勉強時間の違いは、IT用語を理解している「IT知識」と経済学部の講義や企業研修で学ぶ「ビジネスモデル」を学んでいるかで、勉強の進む時間に違いがあります。
「IT知識」の無い、「非IT企業」で「従業員数300人未満」の地方企業に勤務する社会人の私の120時間という勉強時間は少々長めに思われるかもしれません。
スキマ時間を活用して、働きながら合格を目指す方にとっては参考になる勉強時間ではないかと思いますよ。
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