ITパスポート試験の難易度と合格率は?
「ITパスポートについて」のページは、ITパスポート(IP,Iパス)とはどんな資格かを紹介させていただくページです。
今回は、ITパスポート試験の気になる難易度と合格率のお話です。
社会人の方は、ご自身の働く環境別に難易度を当てはめてみてはいかがでしょうか?
ITパスポートは社会人のスキルアップに最適な難易度の国家資格
ITパスポート(IP)は、「ITを活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」とされています。
ITパスポート試験の受験者の中で、社会人の割合は2020年度以降は70%以上、社会人の合格率は50〜55%と、社会人のスキルアップのための
ITパスポート試験の合格率と難易度は社会人向けなのか?
「ITに関する知識が証明できる」「社会人のスキルアップ」と位置づけられていても、合格率が低かったり、普段の生活とかけ離れた知識が問われる資格の場合、社会人向けとはいえないでしょう。
そこで、ITパスポート試験の合格率と難易度を確認してみます。
ITパスポート試験は合格率50%程度の難易度
ITパスポート試験の合格率は、2023年5月時点で50%程度と発表されています。
経済産業省が実施する情報処理技術者試験の中では、最も合格率が高いため情報処理に関する資格の中でも挑戦しやすい国家資格です。
試験範囲と合格率が似ている情報処理の資格では、情報検定2級(J検)、ICTプロフィシエンシー検定試験2級(I検)が近いとされています。
金融と資産運用の資格では、ファイナンシャル・プランニング技能士3級(FP)が難易度が近いとされています。
J検は高校生、I検は専門学校生や大学生の受験者が多い資格ですが、業界は違っても難易度が近いファイナンシャル・プランニング技能士3級(FP)は社会人に人気の国家資格の1つです。
ITパスポートは社会人向けの国家資格
ITパスポートの出題範囲は、ITやコンピューターのテクノロジ系の分野に加えてビジネスに関するストラテジ系とマネジメント系の分野も含まれています。
経営戦略や企業と法務が主なストラテジ系は35/100問、プロジェクトマネジメントやサービスマネジメントを含むマネジメント系からは20/100問出題されています。
ビジネスに関する知識を身につけることができる、社会人向けの国家資格といえます。
ITパスポート試験の受験者の割合、社会人の合格率は?
ITパスポート(IP)が社会人向けの国家資格に位置づけられているからには、受験者の割合と合格率の内訳にも現れています。
ここで、2022年度(2022年4月〜2023年5月)の受験者の割合と合格率を確認してみましょう。
ITパスポート試験の受験者の割合
2022年度のITパスポート試験受験者の割合は、社会人77.5%、学生22.5%です。
申し込みの際に行われるアンケートの回答では、IT系社会人16.7%、非IT系社会人83.3%とIT系企業会社員やフリーランス以外の割合の方が高い結果でした。
学生の内訳は大学生55.3%、専門学校生15.3%、高校生20.1%と約半数は大学生が受験しています。
ITパスポート試験は社会人の合格率が高い
受験を迷う方にとって気になる合格率は、社会人55%、学生40%と社会人の合格率が高いと発表されています。
社会人の合格率は、IT系社会人52.6%、非IT系社会人55.4%と大きな差はありませんが、受験者数の多い非IT系社会人の方が合格者数は多くなります。
学生さんに比べて社会人の合格率が高い理由は、ストラテジ系分野の実践的な問題解決が学生受験者の20%を占める高校生にとって難易度が高くなるためともいわれています。